異議申立てをして結果が変わる場合もあれば、変わらない場合もあります。
まずは、認定結果が非該当となったり、予想していた等級を下回るものになった理由を正確に把握しなければなりません。
その理由を分析して、反論および立証が可能かどうかを検討します。
認定理由に対して反論および立証が可能である場合には、異議申立てをすれば、認定結果が覆る見込みが十分にあります。
一方で、反論はできるものの立証が困難である場合には、異議の申し立てをしても認定結果が覆る見込みは乏しいものとなります。
もっとも、認定結果が覆る見込みは乏しいと判断される状況であっても、認定結果が覆ったケースも散見されますから、一度は異議申立をされることをお勧めします。
異議申立てをして結果が変わる場合もあれば、変わらない場合もあります。
まずは、認定された等級が予想を下回った理由を正確に把握し、分析しなければなりません。
そして、医師に意見を求めながら、認定理由に対する反論が可能かどうかを検討します。
十分な資料が揃い、認定理由に対して説得的な反論が可能であると判断される場合には、異議申立てをすれば、認定結果が覆る見込みが十分に認められます。
一方、主張はするけれども、証拠が伴わず、説得的な反論が困難である場合には、異議の申し立てをしても認定結果が覆る見込みは乏しいものとなります。
もっとも、認定結果が覆る見込みは乏しいと判断される状況であっても、認定結果が覆ったケースもありますから、必ずしも諦める必要はありません。
異議申立をしてみる価値はあります。
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