赤い本の基準
赤い本:民事交通訴訟・損害賠償額算定基準(公益財団法人日弁連交通事故相談センター東京支部編)
一家の支柱 2800万円
母親、配偶者 2400万円
その他 2000万円〜2200万円
「一家の支柱」とは、世帯の生計を維持する中心的な役割を担う人物のことを言います。
「その他」とは、独身の男女・子供・幼児・現に職業に就いていない68歳以上の老齢者等をいうとされています。
赤い本は、「本基準は具体的な斟酌事由により、増減されるべきで、一応の目安を示したものである」としています。
どのような場合に死亡慰謝料は増額されるのですか
青い本の基準
青い本:交通事故損害額算定基準(財団法人日弁連交通事故相談センター編)
一家の支柱 2600万円〜3000万円
一家の支柱に準ずる場合 2300万円〜2600万円
その他の場合 2000万円〜2400万円
「一家の支柱に準じる場合」とは、赤い本でいう「母親、配偶者」を指します。
青い本は、「原則として下記の金額の範囲内で決定する」としています。
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